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リュードヴァンさん訪問①

おはようございます。

先週は、長野県東御市へ行ってきました。
やっとですが、「リュードヴァン」さんへ伺うことができました。
昨年店頭では、
ステンレスタンク仕込みのシャルドネ、
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロで造るドゥー・ローブ・ヴィオレット、
東御産ふじりんごで造るシードルの3種類を取り扱わせていただき、お客様から好評いただいていたワインたちです。

個人的には初めての長野県ということもあって、
テンションは高めで、意気揚々と向かいました。

小山さんとは初めてお会いしたのですが、
とても丁寧にゆっくりと、力強くお話をしてくださる素敵な方です。

まずはリーフレットを見ながら、4種類のワインをテイスティングすることに。
いずれも最新ヴィンテージで、昨年取り扱っていたものとは異なりますが、
味わいの方向性は一貫したスタイルです。

今回初めて味わった、
ソーヴィニヨン・ブランは、非常に爽やかながら心地よい酸味、そして厚みのある果実味に驚き、
樽熟成の原酒を使用したポム・ドールのおいしさに感動!!

最新のヴィンテージながら、すべてフレッシュさとエレガントさを兼ね備えたスタイルです。

個々のワインの説明を、かなり丁寧にしてくださる小山さん、
それぞれのワインに対する想いがこもっています。
ドゥー・ローブ・ヴィオレットは、自社畑のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロをブレンドして造りますが、例年ではカベルネの比率が高かったようですが、今回はメルロの比率が高いのだそうです。
その理由が、カベルネ・ソーヴィニヨンの畑だけがハダニによってやられてしまったそうで、実の持つ力強さや味わいが、どうしてもメルロに負けてしまっていたから、と言っていました。
これは、実は身をもって体験させていただくことができ、非常に勉強になりました。(*別の更新時に説明しますね)

また、シードルを2種類造ったことについても、このようにお話ししてくれました。
「本当は本場のシードルのような味わいを造りたかったけれど、日本国内ではなかなか本格的な味わいは出せない。だからこそすっきりとした辛口に仕上げることで、ほかのシードルとも競える。
最初はそれでよかったけれど、次第に海外のお客様や、本場シードルのおいしさを考えるようになり、樽で1年熟成させた原酒を使用したシードルを造るようにした。」
この、後者のシードルがポム・ドール。
バニラやミントを思わせる樽の香り、凝縮したリンゴの濃厚な果実味、口の中で広がるジューシーな甘みがたまりません。いくらでも飲めちゃいそう・・・
これはもう、取り扱い候補入りですね。

十分なテイスティングの後は、いざ畑を見に行くことに。
車でも、徒歩でもお好きな方を、
と言われ、
選べるのなら断然徒歩で!!!と申し出たら、
「歩きごたえがありますよ、ふふふっ」
と小山さん。
大丈夫です!!!そんなことだろうと思い、歩き慣れたスニーカーをチョイスしてきましたから!!!

リーフレットとタオルを持って、いざ自然界へと足を踏み入れていきます!
畑のお話は、次回〜♪



by winejaja | 2015-06-08 10:19 | レポート